「冬至」は一年のうちでもっとも太陽の位置が低く、もっとも日が短くなる日。寒さはこれからか本番ですが、この日を境に少しずつ昼間の時間が長くなっていきます。そのため古代には、冬至を新年の起点として考え、厄払いをして無病息災を祈順していました。いまでも冬至にかぼちゃや小豆粥を食べたり、柚子湯に入ったりしますが、これらはそうした厄払いの風習からきたものです。冬至の日のことを「一陽来復」ともいいます。冬が去り、春がやって来るという意味で、「悪いことが続いたあと、ようやくよい方向へ向かう」という運気上昇の意味でも使われることばです。冬至からこの「一陽来復」の御守り札を配る神社もあり、たとえば東京の穴八幡神社の「一陽来復御守」は、金運が向いてくる御守りとして江戸時代から人気があります。お札の中には“金銀融通”にかけて銀杏と柚子が入っているそうです。
[参考]
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