公教育では、勉強をまったくしたくない子にも教えなくてはなりません。机の前に座るだけでも、やっと我慢しているような子供にも、国民の義務と権利として教育を無料で授けているわけです。私立小学校の年間数十万円から百万円以上という授業料は、勉強をやる気のない子供には無駄なお金だと思います。私学は勉強したい子(勉強させたい親の子供と言い換えてもいい)が、積極的に知識を吸収するために行く場所なのです。公教育というのは、とくに荒れた高校などを見てもらえばわかりますが、外に出すのは世間の迷惑だから、朝からひとつところに置いておくところ、と極論してもいいかもしれません。日本からはもう公教育をなくしてもいいとさえ思います。学問したい子供なら、図書館でも、テレビからでも、あらゆる媒体から知識を吸収できると思われるからです。また、公教育では担任の先生が変わるたびに、教育方針が大幅に変わります。私立には学校全体を貫く「建学の精神」が存在しますから、これはありえないことです。クラス担任が誰であろうが、私立学校がめざすものは変わりません。受験の苦労を取り除くためのエスカレーターだと小学校入試を見る人がいますが、1番のメリットは建学の精神が変わらない、教育の方針が変わらないということです。これが学問をする時の子供の底力になることは疑いようがありません。
(参考)
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