ATはクルマに楽をさせる

2011.11.22

最近はAT(オートマチック・トランスミッション)車を選ぶ人がどんどん増えている。小型車では60%、大衆車クラスでも30%を超えるユーザーがAT車を選んでいる。今後もこの傾向はますますピッチを上げてゆくことはあっても、後退することはまずないだろう。ATはドライバーを大いに楽をさせてくれるが、日本のような劣悪な道路環境の下では、とくにメリットは大きい。ドライバーに楽をさせるということは、安全面にも当然大きなプラスをもたらす。

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と同時に、クルマに楽をさせるという点でもATは大きな力を発揮してくれる。実用的な走行では、ATはエンジン回転をかなり低く抑えてくれる。とくに最新の4速ATはそうだ。流れに乗った穏やかな走行を心がければ、ほとんど低回転域だけで用は足りてしまう。しかし、マニュアル・ギアボックス車で4速や5速ギアを下手に多用したときのように、エンジンをノッキングさせるような無理は決してしない。また、トルクコンバータという流体ベアリングを介してエンジンの力が伝えられるので、駆動系やタイヤ、あるいはボディーやサスペンションへの力の伝わり方はスムーズになる。