ワードローブを揃え直す

2011.05.06

ミラノではほとんどの時間、いわゆるおしゃれのスランプ状態に陥っていたため、ワードローブを揃え直すには至らなかった。そして結局日本に帰ってきてから、もう一度新しい服装計画を立て直すことになった。それから今日に至るまで、私のワードローブは一定の量とスタイルを保っている。中心は仕事の服で、柔らかなパンツスーツをワンシーズンに二、三着揃え、インナーはそれぞれにコーディネイトしたものを一枚ずつ決めておく。基本的に着まわしはしない。一つのスーツごとにアクセサリーから靴まで決めておき、それをあまり崩さずセットのままで着る。私にとって仕事の服は、あれこれ気分を変える必要のないもの、いってみれば男性の背広にあたるものだからだ。若かった頃は混乱するほどいろいろなタイプの服が欲しく、いろいろに着こなしたいという気持ちが強かったのに、生活が一定のパターンになり、スタイルがある程度確立して、ファッションにおける優先順位が決まってくると、自然に整理されてきた。