自信を持つことは大事なこと

2011.08.03

人間は、「これさえやっていれば生きていける」という自信があれば、安心して生きていけます。男の子でも女の子でも同じ。生きるためにいちばん大切なことは、「食べていける何か」を持っていることです。そして、子供が生きる道をそれとなく一緒にみつけることは、親の楽しみではありませんか。だから、もしあなたの子供が何か大好きで熱中できるものを持っていたなら、ぜひこう言ってあげてください。「将来、あなたの仕事にしたらいいわね」勉強じゃなくてもいいのです。お人形遊びでもいいし、機械いじりでもいいし、昆虫採集でもいい。将来、そういう仕事についたら立派に生きていけるということを教えてあげてください。お人形の洋服をつくるのが好きな子には、「あなたはお洋服屋さんになったらいいわね」と。その一言が勉強する意欲につながります。私も息子が小さいころは、ずいぶん繰り返したものでした。「あなたは本当にクルマが好きなのね。将来は自動車の修理工場をつくったらいいわね」いつのまにか息子は、「自動車のメカだけはだれにも負けないぞ」と思うようになりました。そこからどんどん次の興味がわいてきて、トラックのことも勉強しなくてはとか、自分で商売を始めるためには資金も必要だとか、子供なりにいろいろと人生設計を考えるようになりました。もちろんそれは子供時代の夢ですから、実際にはそのとおりにならないことが多いのですし、そのとおりに生きる必要もありません。ただ子供のころから、人生というものを積極的に考え、「少なくとも自分はこれで生きていける」という自信を持つことは大事なことだと思います。